強制栽培?

投稿者 たむら農園 2009年11月4日水曜日

↑昨年収穫した小麦です

テレビの特集で世の中では昔に比べて野菜の味が落ちているという話を聞きました。
これはもしかすると栽培に化学肥料や化学農薬を使い野菜を強制的に育てているからではないでしょうか。
人間でも赤ちゃんが少しずつ大きく育っていくのは当たり前ですよね?
それを、ご飯をいっぱい食べさせて夜も日に当てていれば大きくなるとしても、皆さんはそんな育て方をしますか?
もし周りのお子さんよりも発育がいいとしても不自然ですよね?
このようなことが野菜の栽培では行われているのです。
現在の売られている多くの野菜は多くの肥料や農薬を与えられ、見た目が美しく・早く大量に育てられています。
見た目は良くても農薬の多く残留している食べ物と考えると怖いですよね。
そして農薬を使ってないにしても多くの肥料与えられているものは不自然なスピードで育っていきます。
商売として考えると、大量生産をして売上をあげることは大事なことなのかもしれませんが、 アトピー性皮膚炎の子供を持つ親という立場から考えたらそんな物ならいらないです。

0 コメント

コメントを投稿

たむら農園 収穫スケジュール

About Me

自分の写真
たむら農園
昭和42年生まれ
栃木県足利市出身
妻と3人の子ども、いろんな生き物と同居 食と環境に目覚め、曲がったことが大嫌い
詳細プロフィールを表示

たむら農園について

たむら農園は1998年に我が子のアトピー性皮膚炎をきっかけで始まりました。
アレルギーは食べ物だけで起こるわけではなく、ダニやハウスダストなど生活環境にも影響を受けます。
ダニやハウスダストを極力取り除き掃除することも大事ですが、食べ物は体の中に直接入り体を形成する物です。
これこそとても大事ではないかと考えました。
と言っても、全ての食べ物を自分で作ることは不可能ですので、その中でも主食ともなるお米、そして野菜に重点を置こうと思いました。
その思いを元に、31歳の時に花市場での9年間のサラリーマン生活をやめ、奥さんと子供1人の家族3人で帰農志塾を訪ね1年半の研修で有機農業を学び、現在住んでいる太田市で新規就農しました。
最初の3年間は夫婦2人で、50種類ほどの露地野菜を栽培しセットの宅配をしていました。
子宝に恵まれ2人目の子を妊娠したことで仕事のバランスが崩れたこともあり、一度すべてをリセットし有機農業を見直ことにしました。
有機栽培の作物が安全な物として食べられていますが、自分で作物を作ってみて不思議に思うことがありました。

それは有機栽培でも一部の農薬を使えることです。これはJAS規格によるもので、商品に有機栽培と記載するためにはこの規格をクリアしなくてはなりません。
規格をクリアするにはかなり厳しい検査もありますが、一部の農薬は使用量の基準もあるとはいえ使えるのです。

そんな考えを巡らせている時に自然栽培と出会いました。
一切の肥料を使わず栽培する作物・野菜は本来腐らずに枯れていく・野菜本来の力を引き出す
目からウロコがポロポロ落ちるほど感動しました。
妻には反対されましたが、自然栽培への未来を感じ有機栽培から自然栽培に一気に転換しました。

そして現在まだ勉強・研究している部分もありますが、自然栽培で作った「体にやさしい野菜」を家族を始め、たくさんの方に食べていただければと思います。

農家の嫁 summie