↑黒米の収穫前の様子です。
トップページでも記述しましたが、たむら農園は我が子のアトピー性皮膚炎をきっかけに始まりました。
1997年に結婚、1998年には長男誕生とそれまでは順風満帆でした。
しかし、長男が生まれて間もなくアトピー性皮膚炎であることが発覚し、治してあげるにはどうしたらいいのか、症状を少しでも緩和させるにはどうしたらいいのかとても悩みました。
ステロイドを使えば肌は表面的に良くなるものの、薬の害が心配でステロイドを減らせばまた症状が出るという状態でした。
症状を緩和させるには、食生活や生活環境などを良くするしかないという思いから、悩んだ末に1999年に9年間勤めていた会社を退職。
妻と1歳半の長男を連れて、農業家を育成する那須郡烏山町の「帰農志塾」に入り、1年半の農業研修を受け、有機栽培について学びました。
そして2001年に土地、家、お金を借りて裸一貫農業を始め、若さと情熱で家族のためにがんばってきました。
当初、ステロイド漬けになっていた長男ですが、食べ物を変え、生活を変えて7年になり、本人の成長とともに症状も減ってきたように思います。
農業を始めたといっても、やはり簡単にうまくいくものではありませんでしたが、勉強と失敗を重ねていろいろなことを学びました。
現在では有機栽培を超える栽培方法として注目されている「自然栽培」に挑戦しています。(自然栽培については後述します)
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